【2016.3/6(日) 劇団OPAワークショップ/今年度ラスト!】
前回に引き続き2週連続で、劇団OPA(大船渡パフォーミングアーツ)のワークショップ。
今年度最後となる締めの今回は、劇団I'M代表・演出の三木弘和が参加した事もありいつもとは少し違った演技の稽古も盛り込んだ...
ワークショップとなりました。
ワークショップの前半は、ストレッチや発声、リズムダンス等、
心と身体をあたためるために、ウォーミングアップを行います。
劇団OPA設立時から所属している子ども達は、間もなく丸4年のキャリアになります。難しいターンの練習も、回数を重ねるごとにだんだんと形になってきました。
現時点で所属している子ども達は、当たり前の様に受講している練習内容・方法論ですが、実は、劇団I'Mを創り上げてきた先輩方が海外留学をし学んで来たメソッドだったり、各々が時間や労力を投資し、研究や積み重ねてきたものを享受している事になります。
ターン一つ、声出し一回という小さな積み上げの大切さと、今享受出来る練習内容や環境は、先人達が創り上げてくれたものだと言う視点。
更には、そのメソッドは海外留学者から受け継がれているという観点。それは、舞台創作や表現という世界を通じて、大船渡の子どもたちも「世界」と繫がっていると事。
大袈裟な表現ではなく、物事の捉え方(足元の大切さと広い視野)の重要性を三木代表自ら子ども達に語っていました。
ワークショップ後半のお芝居の時間では、いつも応援見守ってくださる親御さんを巻き込んでのメニューを実施!子ども達の成長や安全を見守ってくださるご家族の皆さんと一体になれる、いつもとは違った演技の時間は、大変盛り上がりました。その日参加して下さった全員が、大満足の3時間となり、年度末のワークショップを締める事が出来ました!
さて、次回ワークショップは、年度が変わりまして4/3(日)カメリアホールにて13:30~16:30まで行います。出会いの季節に、新しいことを始めてみたい子どもたちも多くいる事と思います。
見学や体験は随時可能です。是非一度、足をお運びください!
2016.3月5日 20:03 ·
前回からおよそ1ヶ月半ぶりの劇団OPA(大船渡パフォーミングアーツ)のワークショップ
前日に積雪があったようですが、幸い当日は天候に恵まれ、積雪をほぼ感じることなく大船渡に到着しました。
時期的な事もあり、インフルエンザが流行しているようで、病み上がりの子ども達や残念ながら参加できなかった子ども達もおりましたが、参加したOPAのメンバーは、風邪菌なんて吹き飛ばしてしまうような元気さで、ワークショップに参加していました。
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まだ不慣れなお芝居の稽古時間では、緊張したり、照れてしまったりする姿が、開始早々には見られましたが、ステージ上で一生懸命「表現しよう、お客さんに伝えよう」と取り組む姿勢は、立派な役者の表情そのもので、とても頼もしく見えました。
今回はじめて体験するメニューもありましたが、体当たりで「こうかな?」と挑戦する様子や、新しく習った動きを休憩時間中に自ら復習している姿から、子ども達のやる気と志の高さを感じます。
毎回新しい動きや振付をおろしても、次回までに練習して出来るようになり、意気揚々と、毎回のワークショップに参加する子ども達。
継続は力なり。練習は嘘をつきませんね!
”続けること”は、単に経験を積み重ねるだけでなく、自信に繋がります。
一歩一歩は、小さな歩みですが、子ども達を見ていると、積み重ねのその先にある輝かしい大きな可能性を感じます。
次回ワークショップはなんと2週連続!
明日、3/6(日)大船渡市三陸町公民館3Fにて13:30~16:30まで行います。
可能性に満ち溢れた子ども達の姿を、是非ご覧にいらしてください!
【2016年初回!劇団OPAワークショップ】
1/17(日)、今年1回目となる劇団OPA(大船渡パフォーミングアーツ)のワークショップ
いつもは毎月土曜日に行なっているワークショップですが、今回は日曜日開催という事もあり、通常よりも多く、保護者の方々を含め30名余りの皆さんが集いました。
I'Mからも暫く振りにワークショップの指導に行くメンバーがおり、久しぶりの再会に子ども達から喜びの声が上がりました。
大きな声を出したり、きれいなターンができるようになるためには、体幹、特に腹筋が重要です。
ウォーミングアップでは、ストレッチの際に腹筋運動を取り入れたり、発声練習時には、体幹を強くするポーズでキープしたりと、トレーニング要素も取り入れています。
じわじわと身体に負荷がかかるメニューなので、子ども達からは「うわぁ〜〜!」と悲鳴が出ますが、苦しい表情を見せつつも、真剣に取り組んでいました。
冬ならではでの印象的なエピソードを一つ。
この日は会場がなかなか暖まらず、床もひんやりと冷たい環境でした。
しかし子ども達は、足元が滑り思うように大きく動けない時は、
自ら靴と靴下を脱ぎ捨て裸足になり、足の裏を真っ赤にしながら踊っていました。
もっと沢山、身体を動かしたい!上手になりたい!という気持ちが伝わってくる瞬間の度に、胸が熱くなります。
そういった志の高い彼らと、今年も共に質の高い舞台創作、表現を目指していきたいと思いました。
どんな時も、子ども達を見守ってくださる実行委員会の皆さんや、保護者の皆さんにも感謝です。
次回ワークショップは2/28(日)大船渡市三陸町公民館にて13:30〜16:30まで行います。
2016年も劇団OPAを、どうぞ宜しくお願いします!
2015.12/12(土)、劇団OPA(大船渡パフォーミングアーツ)のワークショップ
すでに季節は12月ですが、沿岸の大船渡は暖かく、雲一つない澄み渡った青空に迎えられました。
月に1度行われるワークショップは、今回が一年の締めくくりとなります。
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OPAにとって、2015年はまさに飛躍の年でありました!
旗揚げからもうすぐ3年を迎えるOPAの地道な活動に、市内だけではなく、隣町からもイベントの出演オファーを受けるなど、彼らの存在が一歩一歩確実に地域に浸透してきている証です!
12/6(日)に隣町の住田町で行われたイベント“歳末たすけあい芸能祭”では、半月ほど前に特別出演としての声がかかり、気仙地方誌である東海新報でも後日、数ある参加団体の中から、 記事に大きく取り上げられました!
年内最後のステージを終え、そしてワークショップも終え、 最後には“ホーム会場”でもある下欠地域公民館にて、 年納めの会。私たちもお招きいただきました。
普段はなかなか顔を出せないOPAメンバーの親御さんの心の こもった素敵な差し入れに始まり、温かい地域の手料理、練習中 の真剣な眼差しから、普段の顔に戻って楽しい時間の余韻にひたる 子ども達。まさに極上のひととき!最後には私たちへ向けて、子ども 達だけで歌のパフォーマンスを3曲披露してくれました。思わず涙腺 が緩んでしまうほど、純粋にひたむきに練習してきた姿を思い出させる 彼らのパフォーマンスには、人の心の奥底にある何かを突き動かす力 を感じます!
この大船渡の地から地域の枠を越え、煌めき続ける彼らのこれからの 成長を、ぜひとも一緒に見守っていきましょう!
2015年、劇団OPAに関わってくださった皆様に心からの感謝を申し上げます!
素晴らしい1年、どうもありがとうございました!
これからも、一層のご支援、ご声援をよろしくお願いいたします!
約1ヵ月半振りのワークショップは、大船渡市三陸町公民館で行われました。
月に1度しかない劇団I’Mのワークショップを この日もワクワクした気持ちで臨んでくれる子ども達。
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今回は、前回のワークショップよりも内容をレベルアップさせ、 特に対応力、即応力が問われるものをたくさん行いました。
ダンスの時間では、短い振付をその場で覚えてもらい、 彼らだけで踊ったのですが、その振り覚えの早さや集中力には、
目を見張るものがありました!
芝居では、これまで棒読みで演技しがちだった子が 多い印象でしたが、演じている一人一人の「色」のようなものが 少しずつ出てきたのを感じました。
そして、この日、最も印象的だったのは、 休憩時間に流すBGMに合わせて、 自然と体を動かす子がいたことでした。
2年半以上の経験を通してOPAのメンバーは、 与えられたことをするだけではなく、 自ら考え、自ら表現するという新たな段階に来ているのだなぁと、 感慨深く感じる瞬間でもありました。
ひと月の間にさらに成長した子ども達を垣間見ることができ、 「この次はこれをやってみよう!」という インスピレーションを、指導するこちら側も受けます。
真剣勝負の場で日々努力を続ける 子ども達の可能性は計り知れませんね!
次回は、2015年締めのOPAワークショップとなります。
12/12(土)大船渡市三陸町公民館にて13:30〜16:30まで 行います!
広い空間で行われる子ども達の輝く姿を是非ご覧に いらしてください!
お待ちしております!
道中は秋晴れの空に恵まれ、
三陸海岸の輝く海が印象的に目に映ります。
OPAのメンバーは先月 9月13日(日) 、大船渡市民文化会館リアスホールにて、公開稽古と銘打った一つのステージを踏みました!...
お客様への声がけ、イベントのリード、パフォーマンス、それらをすべてOPAのメンバーが一丸となって成し遂げたステージです。
これまで、常に I'M と一緒にステージを踏んできた彼らの初となる単独ステージは、 「見事!!!」の一言でした!
そんな大きな目標を達成したOPAメンバーは、さらなる向上心に満ちた表情を見せてくれます。
この日のワークショップは、難しい台本のセリフ芝居に挑戦しました。
練習が終わった後に真っ先にメンバー同士で駆け寄り、
この日行った内容の復習をメモしながら真剣に話し合っている姿は、
月日をかけてこの活動が彼らの日常の一部になっていることを象徴しているワンシーンだなと感じさせられました。
当初は5~6人ほどの参加者だった週に1回のOPAの稽古も、
現在ではほとんどのメンバーが集まっていると耳にします。
年齢、学年の垣根を超えて求心力を生み続けている彼らの活動は、
一回一回の稽古、ワークショップで確実に成長し続けていますね!
次回のOPAワークショップは11/14(土)13:30~16:30/三陸公民館(大船渡三陸町越喜来字前田36-1)にて行います!
情熱溢れるOPAの稽古、ワークショップ、ぜひとも足を運んでください!
2015.9月5日(土)、劇団OPA(大船渡パフォーミングアーツ)のワークショップ
8月3日に行われた「OPA's Summer fes.」から早1ヵ月、
夏のステージを終えた子ども達はさらに自信に溢れた
表情をしております!
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この日は、9/13(日)に 大船渡市民文化会館・ リアスホールにて行われる「リアス・ウェーブ・フェスティバル2015」 への参加 に向けた、最後のワークショップでした。
今回行われるイベントは、大船渡市が運営するリアスホールから、出演の誘いをいただいたもの。
これまでのOPAの活動が、大船渡周辺の気仙地区に認知されてきた一つの証ではないでしょうか。
イベント 当日はホールに足を運んでくださる方々へ向けて、公開稽古とパフォーマンスを行います!
これまで劇団I'Mと一緒にステージに立ってきた彼らですが、なんと、今回はすべてOPAメンバーのみで行います。
彼ら”だけ”で人前に立つということは、実に初の試みになります。
3年目に入ったこの活動を支える彼らが、自分たちの力で一つのステージにチャレンジします!
練習では、細かい指示を出さずに、まずは彼らが準備してきたことを見せていただきました。
課題ももちろんありますが、手探りな中で積極的に、仲間同士で盛り上げていこうとする姿には、課題以上に目に見えて光る輝きがあります。
全体をリードする仲間を全員が盛り上げること、公開稽古という名目であってもお客様に観られているということの意識、自分たちの納得のいくまで、皆と話し合って一つの決断をすること。
今度のステージには、そういったOPAが 積み上げて来た努力の一つ一つが形になって表れることでしょう。
この日、中学1年の女の子が一人、見学に来てくれました。
OPAの姿を見て、
「すごい!すごい!私も一緒にやりたい!」
と目を輝かせて話してくれました。
OPAメンバーは、このワークショップ後も数度の稽古を経て、本番へ向かいます。
OPAとして初の独り立ちの舞台へ、ぜひともお近くの皆様お越しください!
リアス・ウェーブ・フェスティバル2015/大船渡市民文化会館 リアスホール
日時:2015年9月13日(日)10:30~11:20
会場 :大船渡市民文化会館・リアスホール内/大ホール( 岩手県大船渡市盛町字下舘下18-1 )
内容:劇団OPA公開稽古&スペシャルパフォーマンス
お問い合せ: リアスホール大船渡市民文化会館(0192-26-4478 0192-26-4478)
(多くの皆様にシェアいただければ幸いです!)
【講演会&パフォーマンスin大船渡終了!!】
去る2015.8月3日、岩手県大船渡市カメリアホールにて代表・三木弘和による講演会、そして地元劇団OPAと劇団I’Mによるパフォーマンス『OPA’s Summer fes.』を行わせて頂きました!
講演内容はヨーロッパの事例を導入とし、いかに舞台創造が老若男女・多くの人にとって有用なものであるか、そして大船渡で実現している活動継続の状況が世界的にどれほど尊いものであるか、意識を世界に開いた地域創生を、映像を交えてわかりやすく伝えるものでした。
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震災後から今日までの東北や大船渡において、
「こんな時に舞台なんて…。助成が尽きたらどうしたらいいかわからない…」
ではなく、
「こんなときだからこそ舞台の力を!」
と、震災後すぐにパフォーマンスで慰問して回ったメンバーのエピソードとともに訴えかけるお話に、ご来場の皆さんも食い入り頷く様子が見えました。
そして劇団OPAの子供達と劇団I’Mによるパフォーマンスタイムでは、新たに加わり初舞台を踏む3名と、待ち望んだ瞬間を一杯に喜び合いながら舞台狭しと歌い踊りました!
それを見る観客の皆さんの目にも、あちらこちらで涙が。
子供達の自信と誇りに満ちた笑顔、そうしたパフォーマンスの一つ一つが地域の元気につながり、復興の一助になるのではないかと実感できる時間でした。
また、こうしたイベントを支える準備に母親力・父親力というべき大人の方々のご協力が回を追うごとに増え、地域の結束の機会ともなっている事実に、地域創生にとって継続的な活動の場があることの大切さをあらためて感じます。
何卒これからも、劇団I’Mと大船渡、劇団OPAの活動継続と発展に温かい応援を頂きますようお願い申し上げます!
<information>
【8/28締切】音楽詩劇『まな子と瞳』参加キャスト・スタッフ募集中。お見逃しなく!!
https://www.facebook.com/gekidan.im/posts/933900233337666
(多くの皆様にシェアして頂ければ、幸いです!)
2015年7月30日 · 7/25(土)、劇団OPA(大船渡パフォーミングアーツ)のワークショップ
この日は、8/3(月)にカメリアホールで行われる講演会内で披露するパフォーマンスの稽古がメインとなりました。
毎回、子供たちは驚くべきスピードで成長していきます。
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新しい動きや立ち位置を覚えたり、やったことのない歌のパートに挑戦する事等、 対応力もさることながら、この時間を大事にしようとする、向き合う姿勢の良さを強く感じます。
時には舞台に向けた厳しい注意を受ける事もありますが、それでも稽古に集中する表情には、まさに「役者顔」と思わせる瞬間を垣間みる事が出来ます。
大船渡の子ども達と関わって丸3年。「石の上にも3年」ではないですが、子ども達の変化ぶりに、継続する事の大切さを改めて実感するワークショップでした。
次回のワークショップは8/3(月)大船渡市立根町にある下欠公民館にて13:00~16:00まで、そしてその後はカメリアホールでの講演会&パフォーマンスです!
詳細は下記をご確認ください。皆様のお越しを、お待ちしています!
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講演会&パフォーマンス -被災地から飛幸地へ-
講演会講師:三木弘和(一般社団法人地域舞台創造I'Ms代表理事/劇団I'M代表)
テーマ:『子どもの可能性と舞台創造』
日時:2015年8月3日(月) 18:30開場 開演19:00(21:00終了予定)
会場:カメリアホール・大ホール(JR盛駅となり)
入場料:無料
〈第1部〉講演会:「舞台創作と地域創造」
なぜいま市民参加型舞台創作なのか?
〈第2部〉スペシャルパフォーマンス
「OPA’s Summer fes.」劇団I’M&地元劇団OPA
後援:大船渡市 大船渡市教育委員会 大船渡市芸術文化協会 陸前高田市教育委員会 陸前高田市芸術文化協会
2015年7月24日 【講演会&パフォーマンスのお知らせ】
今年で4年目を迎える岩手県大船渡市での夏合宿初日、8月3日 (月)に劇団I'M代表・三木弘和による講演会を行います!
劇団I'Mはこの10年余り、様々な方法論と経験則を蓄積しながら「市民参加型の舞台」を各地で立ち上げてきました。特に、子ども達の秘めたる能力は地域 はどこであっても、計りしれない可能性を感じさせられるものです。市民参加型舞台創作の意味や意義を通して、子ども達の可能性を開く場としての表現活動とは何か、実践的な創作事例を交えながらその秘密に迫ります。
後半には劇団OPA(大船渡パフォーミングアーツ)とのスペシャルパフォーマンスも披露させて頂きます。...
大船渡市民の方は勿論、近郊にお住まいの方もお誘いの上是非ご来場ください。お待ちしています!
(多くの皆様にシェアして頂ければ幸いです!)
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講演会&パフォーマンス -被災地から飛幸地へ-
講演会講師:三木弘和(一般社団法人地域舞台創造I'Ms代表理事/劇団I'M代表)
テーマ:『子どもの可能性と舞台創造』
日時:2015年8月3日(月) 18:30開場 開演19:00(21:00終了予定)
会場:カメリアホール・大ホール(JR盛駅となり)
入場料:無料
〈第1部〉講演会:舞台創作と地域創造
なぜいま市民参加型なのか?映像や世界の事例も交え検証します。
〈第2部〉スペシャルパフォーマンス
「OPA’s Summer fes.」劇団I’M&地元劇団OPA
後援:大船渡市 大船渡市教育委員会 大船渡市芸術文化協会 陸前高田市教育委員会 陸前高田市芸術文化協会
お問い合わせ:劇団OPA実行委員会
TEL:090-8423-4884 090-8423-4884代表今野晋司
この日の会場は、今回初めて使用させていただく大船渡市三陸町にある三陸公民館でした。震災時には天井近くまで浸かったというこの公民館は、4年の歳月をかけて丁寧に復旧され、今年の4月に再稼動したばかりです。外観は以前の形を残しつつ、改装されたばかりの新しい内装空間からは、三陸町の新たな船出の気概を感じました。
初めての会場ということもあってか、メンバーはいつもより早めの集合。そんな中、小学校6年生メンバーは修学旅行を終えたばかりであったり、高校生メンバーはテスト時期のようで、ワークショップ開始まで参考 書を開いているという姿も。最年少のメンバーは親子遠足を終えてから駆けつけてくれたりと、それぞれの状況を抱えながらも、皆で作る大好きなこの場に気持ちを合わせて来てくれることの尊さを、彼らのふとした様子から感じました。
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今回のワークショップはで新しい大ホールのステージを存分に且つ贅沢に使わせていただきました。まだ靴の跡が少ない輝くステージの上でのストレッチやダンスレッスン、声を出すごとに残響音が響き渡るホールで、子ども達は少しの緊張と、高揚した気持ちが入り混じった様な表情をしていたのが印象的です。前回から始まった基礎練習を主とした内容は、週1回のOPA稽古にも取り入れられ、その成果が目に見えて出ていました。新しく覚えたターンやステップを休憩時間に笑顔で行っていたり、メンバーと教えあったりしている様子も微笑ましく、中学2年生と高校3年生の新人二人は、初参加以降、皆勤ということですっかり雰囲気に溶け込み、皆を引っ張ってくれていました!
これほど立派なホールを練習で使わせていただけるのも、これまでのOPAの活動が大船渡市で認められてきている一つの形であり、そのことへの感謝を忘れずにありたいものです。
さて、次回のOPAワークショップは7/25(土)大船渡市立根町にある下欠地域公民館にて13:30〜16:30まで行われます!そのころは夏本番ですね!
夏の熱気の中でエネルギー溢れるOPAのワークショップを覗きに、是非とも足を運んでください!
2015年5月13日 · 5/9(土)に劇団OPA(大船渡パフォーミングアーツ)のワークショップ
天候にも恵まれ、新緑を感じる季節の変わり目と、子ども達の成長を目に焼き付けることができる一日でした。
先月は、OPAメンバーが仙台市泉区にある劇団I’M専用スタジオ(I’Ms Studio)を訪れ、『I’Ms I’M Spring Fes.』と題したパフォーマンスイベントを行いました!
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4時間をかけて遠くへ足を運び、特別な空間で行ったイベントは、子ども達へ多くの刺激と大きな求心力を生みました。
子どもたちの表情、挨拶、向き合う姿勢、その一つ一つは1ヵ月前の特別な時間と変わらないどころか、更なる輝きを放っていたように感じます。
一つの大きなイベントが終わり、この日からは子ども達へ技術的なスキルアップの練習を投げかけました。
ダンスの時間に行った初めてのターンの練習では、小学生の男の子が体の軸をしっかり作れていたり、最年少5歳の女の子がコツを掴んだ動きを見せ、周りの大人の方々から驚きの声があがるほどです!
2年以上の練習を重ね、技術はもとより、体の使い方、必要なことを読み取る感性を子ども達一人一人が培ってきたのだなぁと、感慨深くなりました。
学校の体力測定ではクラスで一番体が柔らかくなったとの喜びの報告も受けました!
できるようになった”という実感は自信になり、向上心を高めてくれますね!
新たな参加者の女の子が2名おり、一人は2週間前にOPAの稽古に参加して、即入団を決めた中学2年生。もう一人は、メンバーの知り合いでこの日初めてワークショップへやってきた高校3年生です。最近OPAに見学に来るほとんどの子がすぐに入団を決めていきます。子どもたちのレベルアップ、雰囲気の明るさ、それらが人を惹きこんでいくのだと思います。
メンバーも増え、気持ちも技術もどんどんレベルアップしていく子ども達の成長が益々楽しみです!
次回のワークショップは6/13(土)大船渡市三陸町にある、三陸町公民館にて13:30〜16:30まで行います!初めて使わせていただく会場で、より新鮮な気持ちで臨みます!どなたでも大歓迎です!ぜひお気軽に足を運んでください!
2015年4月13日 · <『I’Ms I’M Spring Fes.』スタジオに熱気満ちる!!>
去る4月11日(土)、仙台のI’Ms Studioへ劇団OPA(大船渡パフォーミングアーツ)のメンバーを率いてのスペシャルワークショップとパフォーマンスイベント、題して『I’Ms I’M Spring Fes.』を行いました。
劇団I’Mは継続的に大船渡への出張ワークショップを行い、劇団OPA立ち上げから共に舞台を踏んで3年目に突入しました。今回は関係者限定のイベントでしたが20名余の観客が見守る中、一生懸命なパフォーマンスはスタジオに熱気を呼び込み、新たな春の訪れを告げるに相応しい活気に溢れる場となりました。
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ワークショップではこのスタジオだからこそ出来ることを体験してもらいたいと、鏡やバレエレッスン用のバー、そしてフロアを使って、空間を目一杯に堪能出来るプログラムを用意致しました。パフォーマンスタイムでは、劇団OPAの子ども達だけで4曲、劇団I’Mとの共演で4曲、アンコールを合わせて9曲を披露してくれました!
久しぶりに会う子ども達は、表現者として毎回成長した姿を見せてくれます。それは継続的な稽古があっての賜物です。子ども達が人前で表現する恥ずかしさや緊張を克服し、舞台という空間で表現をすることに集中できるようになっていく大変さや尊さを知る者として、彼らの健気ひたむきな姿には感慨とともに応援したいという気持ちが湧いてきます。
3歳から始めた一番小さな女の子が、現在5歳になり、目を見張る様な勢いで表現者としての感覚を伸ばしています。この子ども達は未来そのものであり、その可能性はまさに希望です。これからも息の長い、良い関係と活動のあり方を模索していく所存です。今後もご声援、どうぞ宜しくお願い致します。
当日お集まり頂きました皆様、本当にありがとうございました!!
2015.3月28日( 土 )に 劇団 OPA( 大船渡パフォーミングアーツ ) のワークショップ
雲一つ無い晴天と暖かい日差しに春の訪れを感じながら、約1か月半ぶりのワークショップに胸を躍らせ、心が弾んでいる OPA の子ども達に歓迎されました!
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それもそのはず、来月4月11日( 土 ) には OPA メンバーが仙台の劇団 I’M 専用スタジオ ( 以下 I’Ms Studio) へ初めて訪れての特別ワークショップを行います!
そのワークショップ内では一部、OPA だけで行うスペシャルパフォーマンスも催されるということで、皆気合い十分でした!
OPA は現在、毎週日曜日に彼らだけでの稽古を行っていす。“練習は嘘をつかない”そのことが、彼らの一挙手、一投足に表れています。全身を使って躍動する元気一杯な姿と、大事な話に対して、落ち着いて耳と心を傾けてくれる姿と、そして継続した練習に裏打ちされる漲る自信が、ひしひしとこちらにも伝わってきました。
これまでは、必ず I’M のメンバーと一緒に行ってきたパフォーマンスを “ 自分たちだけで行う”ということの意味を、子ども達なりに一生懸命考え、鍛錬し、それを体現してくれようとしているのだと思います。そんな彼らの姿に、本当に胸を打たれます。
初めてこの日参加してくれた小学校 6 年生の女の子は「かっこいい!かっこいい!」と何度も口にし、 OPA メンバーの姿に感銘を受け、練習中は終始目を輝かせ、なんとその日のうちに入団の届けを出していってくれました。
直接目で見て、一緒の空間、時間を共有して、人を感動させる OPA はどんどん進化し続けています!
いよいよ、次回4月11日( 土 ) は、4 時間の車での移動、初めて訪れる場所、自分たちだけでのパフォーマンス・・・
OPA にとっては、経験したこともないチャレンジングな一日となりますが、彼らにはきっとそのハードルすらもエネルギーに変え、新たなステージへと歩んでいってくれるでしょう!
当日が楽しみでなりません!
次回、 OPA 特別ワークショップは 4月11日( 土 ) 仙台市泉区館にある I’Ms Studio にて行います。
ぜひとも、 OPA の皆さんへ温かいご支援、ご声援をよろしくお願いいたします!
劇団「I’M」ホームページより引用
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