プロフィール

私たちの母体は『一般社団法人地域舞台創造I’Ms(劇団I’M)』です。
 

OPA’s Story
『INCUBATOR of 劇団I’M』
東日本大震災から数日後、一人のボランティアの若者が公民館を訪れました。「私にできることをさせてください。」という声は少し震え、何か武者震いのような高まりを漂わせていました。当時公民館では休校の子供達を預かる自主学童保育を行っていました。若者は劇団I’Mのアクターでした。尻込みする子供達は彼の絶妙なリードで歌とダンスに見張るような成果を上げ、なんと若者は子供達に避難所の慰問を呼びかけたのです。大人達は躊躇しました。しかし不安は一蹴され、管内13か所の避難所に笑顔と感動と元気をプレゼントしたのです。
「啐啄」という言葉があります。卵の殻を破ろうとする雛の突っつきを「啐」、それを悟った親鳥が外から殻を突っつくことを「啄」と言います。啐啄が同時に行われなければ雛は自分に翼があることも空を翔べることも知らずに命を落とします。
若者の行動そのものが「啐啄」でした。そしてそれこそが、「市民参加型舞台」を創作する劇団I’Mの真骨頂なのです。
やがて子供達のうねりが、大人達を刺激し、次々と大舞台を実行させ、ついに『劇団OPA』誕生となったのです。劇団I’Mは私達の町を孵化させ、空を翔べることを気づかせてくれたのです。
「自分にリミッターつけるな!」劇団I'M代表の三木弘和氏の口癖です。
自分の限界を捨てた子供達はいったいこれからどうなっていくでしょう。この子達の支えとなり、可能性を信じ、活躍の場を作り続けることこそ、劇団OPAの使命であり神髄なのです。

沿 革

2011.03.11 大震災直後「下欠復興有志の会」発足
2011.04.02~17 下欠子供会が『創作ダンス』を習得し気仙管内13箇所の避難所を慰問
2011.09.11 市民参加『ダンスワークショップin OFUNATO』開催 50名以上の参加
2012.06.22 市民参加型ミュージカル『Style I'm』大船渡公演実行委員会設立
2012.07.30 『大船渡市活力創生助成事業』認定
2012.12.16 市民参加型ミュージカル『Style I'm』上演 360名集客
2013.02.10 同実行委員会解散式、劇団OPA設立
2013.05.14 『大船渡市活力創生助成事業』認定
2013.06.22 初練習  
2013.12.21 初舞台『OPA's OPA!! Spring Fes.』上演決定
2014.03.23 『OPA's OPA!! Spring Fes.』上演当日
2014.10.11~12 『月船の巫女物語』上演
2014.10.25 大阪枚方青年会議所共催『笑顔デザインプロジェクト』
2015.04.11 『I'ms  I'ms Spring Fes.』
2015.08.30  I'm合宿 劇団I'm三木代表講演会
       ~パフォーマンス『子どもの可能性と舞台創造』
2015.09.13 大船渡市文化会館リアスホールfes. 市民参加公開稽古~パフォーマンス
2015.12.06 住田町歳末助け合い芸能祭 出演